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September 27, 2025

【ゼロから始める】Canvaを使った動画の作り方

動画が必要なたびにプロへ頼むと時間も費用もかかり、気軽な投稿やABテストがしにくいもの。自分で作れるようになればそれが解けます。本格的な編集ソフトはハードルが高いので、デザインツールCanvaで白紙から動画を作る流れと、文字数や座布団、フェードなど「読みやすさ」の勘所を解説します。

SNS投稿や広告など、ビジネスで動画を使う機会が増えた。必要なたびにプロのクリエイターへ頼むと時間も費用もかかり、気軽な投稿やABテストがしにくい。自分で動画を作れるようになると、クリエイティブの検証がしやすくなり、外注の工数も減らせる。

いきなり本格的な編集ソフトに手を出すのはハードルが高いので、本稿では操作が簡単なデザインツール「Canva」で、白紙から動画を作る。ポイントは細かいボタン操作ではなく、制作の流れと、視聴者が動画を追えるかを左右する読みやすさの勘所だ。

動画制作におけるCanvaの強み

Canvaはテンプレートや装飾素材を多く内蔵し、複数人で同時に作業でき、バナーやSNS画像だけでなくスライド・ロゴ・印刷物・動画まで作れる。映像のカットや繋ぎ、BGMやアニメーションの追加など、動画編集に必要な機能はひととおり揃い、画面もシンプルで初心者に向く。ビジネス用の動画テンプレートも豊富なので、イメージに近いものをカスタマイズする手もある。本稿はさまざまな目的に対応できるよう、テンプレートに頼らず白紙から作る。

素材を配置し、カットを整える

まずサイズを選ぶ。InstagramやTikTok向けの縦型なら1080×1920の縦型を選び、必要なサイズが既定になければカスタムサイズで入力する。次に素材を入れる。手持ちの写真・動画をアップロードするか、Canva内蔵のストックを素材パネルで検索して、タイムラインに配置する。

場面を切り替えるなら新しいカットを追加する。カットごとに全素材を先に置いておくとスムーズだ。切り替えずに複数の画像を同時に見せたい場合は、新しいカットではなく同じカット内に配置する。続いてテンポを整える。カットの端をドラッグして長さを決め、不要な余白やノイズになるシーンは分割して削除する。あとでBGMに合わせて再調整することが多いので、秒数には少し余裕を持たせておくとよい。

テキストは「情報量」より「読みやすさ」で

テキストボックスを追加し、各シーンの文言を入力する。ここはすべて読みやすさで決める。人が一瞬で認識できる文字数はおよそ13〜15文字なので、各カットのテキストはその場で読めて理解できる短さに収める。動画途中で切り替える場合は1秒7文字前後に抑えると、読みやすいテンポになる。情報を詰め込むより、ユーザーの読みやすさを優先する。

フォントは印象を左右するので、雰囲気から選ぶ。明朝体は情緒的で上品に、丸みのあるゴシックは親しみやすく見える。可読性の確実な小技が座布団——文字の下に色のついた帯を敷くことだ。背景が写真や派手な色のとき、文字色を変えるだけでは読みづらいが、座布団なら可読性を保ちつつ目立たせられ、どんなデザインにも応用しやすい。強調にはテキストアニメーションを使う。強調したい一文には「ポップ」、緩やかな印象には「フェード」を当て、表示タイミングを調整して、一度に出すのではなく時間差で順に表示する。

図形・アニメーション・BGMを足す

図形やイラストはアクセントになり、重要なポイントを強調できる。シンプルな枠や帯は、テキストの視認性を保ちながらメリハリを生む。素材にアニメーション(スライド・ワイプ・回転など)をつけると、展開のリズムが生まれ視線も誘導できる。たとえば複数のクリップを順に見せる場面で「ワイプ」を使うと視線を導ける。装飾としてではなく、テンポを保つために使う。

BGMは没入感を演出し、視聴維持につながる。Canvaのオーディオ素材を検索するか、手持ちを取り込む。外部の音楽はライセンスに注意したい。商用利用は費用がかかることが多く、適切なライセンスがないと著作権違反になりうるので、著作権フリー・商用利用可の素材から選ぶ。BGMはフェードを活かすとなじむ。フェードインはその後への期待感を高め、フェードアウトは終わりをぼかして余韻を残す。

書き出しと、素材についての注意

完成したら共有メニューから書き出す。Canvaはテンプレートや装飾素材が豊富で、ツール内で検索してそのまま使えるのが魅力だが、ぴったりの素材が見つからないこともある。そんなときはフリー素材サイトが役立つ。ただし商用利用ができなかったり編集に制限があったりするものもあるので、各サイトの利用規約を読んでから使う。ここで挙げた流れと読みやすさの勘所を押さえれば、白紙から作った動画でも十分に通用する。

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